“てんちょ先生”のひとりごと

現職教員が伝える、現場のあれこれ!

👨‍🏫先生たちの“研究”!?

某番組の「チ◯ちゃん」が言うように、夏休みは先生たちが勉強・研究するためにあります📖👓
でも、夏休みだけでなく、先生たちは“毎年”研究をしています。それが「校内研究」と呼ばれるものです🏫
校内研究とは、“自校の子どもをよりよくするためにはどんな指導が必要か”をスタート地点に、教科をひとつ絞って(場合によっては2,3教科のことも)、授業を研究していこう、というものです。
私が初めて“病気休職”をしたのも、この研究というものが発端でしたので、数回にわたってお話ししていきたいと思います。

たとえば「思いやりのある子どもにしていきたい🧒👧」との想いがあれば、たとえば“道徳”を1年の研究教科に決め、一般的には年に6回道徳の授業を綿密に計画し、お互いに見合って指導力を高めよう、というものです。

年6回の“研究授業”、元々は子どものためのはずなのに、気がつけば「授業のための授業」になっているな、と感じることがあります😥
校内だけでなく、校外の先生や来賓、場合によっては教育委員会の指導主事も見に来ます。そうなるとどうしても“45分でしっかりとした授業をすること”も求めなくてはならなくなります。ともすれば、どんな子どもを育てるか、という根本から離れ、“見栄えのよい”授業をしがちになります。

現任校もそのひとつで、誰かがはじめに行った授業や、講師の先生が「こうしてはどうか?」と提案した授業の型を、その通りになぞることがしばしばです。授業を見ていて「ほんとうにこれでいいのかな?」と思うことが多々あります。

研究授業のために費やされる時間と労力は大変なものです💦でも個人的には、日々の授業にこそ時間と熱意を傾けたいものだと思います💪

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